もくじ
りんごにも製菓に適したものがある、ということを知ったのはつい最近のことでした。
そのりんごの名は「紅玉(こうぎょく)」。
他のりんごに比べて酸味が強く、煮ても実が崩れにくいことから加工に向いているのだそうです。
使ってみたくて探してみたらどこにも売っていなくて、普段いかないスーパーでようやく発見したときはうれしかったです。
ずっとりんごをバラの形にする(アップルローズっていうのでしょうか)ケーキを作ってみたくて。
紅玉があればそれが好ましいというだけで、絶対に紅玉じゃないといけないってことはないのですが、こだわりが強い性格と好奇心から紅玉を手に入れました。
ローズアップルパウンドケーキを作る
今回はクラシルのレシピを参考に、りんごのパウンドケーキを作りました。
リンク:ローズアップルパウンドケーキ レシピ・作り方(クラシル)
ローズ部分を作る
りんごジャムパンを作ったときは鍋で煮たのですが、りんごの花びらは電子レンジ加熱でも作れるそうです。
私は色付け用にグレナディンシロップを持っていたのでグラニュー糖は入れませんでした。
前回グラニュー糖もグレナディンシロップも入れたらすっごく甘くなってしまいまして…。
りんご400gに対してシロップとレモン汁を大さじ2ずつ入れて600Wで4分加熱しました。
生地にバラを咲かせる
生地を混ぜ、クッキングシートを敷いたパウンド型に流し込みます。
クラシルのレシピはホットケーキミックス使用のものですが、ホットケーキミックスが家になかったためMizukiさんの自家製ホットケーキミックスのレシピを参考に調合しました。
リンク:♡自家製ホットケーキミックス♡(Mizukiさん公式ブログ)
いざアップルローズをパウンド型に咲かせていきます。しかしここで悲しいことが起こりました。
花びらめちゃめちゃ余ってる。
自分が間違ったのかと思ってレシピをもう一度見たのですが、400gと書いてありました。
この件についてはクラシルの運営から連絡があり、
「レシピを精査したところ、りんごの量が多いと判断しました。後日分量の見直しを行って修正をする予定です。」とのことでした。
足りないよりはよかったのかな…?と思いつつも余ってしまったたくさんの花びらを見て途方に暮れてしまいました。
花びらはスライサーでスライスしています。1㎜がベストらしいです。
薄すぎると濡れティッシュのような力ない花びらになります。
完成!
焼きあがりました!少し埋もれてしまっているバラもありますが、なかなかいい感じにできたのではと思います。
余った花びらでローズアップルパイを作る
余ってしまった花びらたち、どうしよう…?と思いいろいろ検索しました。
ブリティッシュベイクオフを見ていたらパイ生地を手作りしてみたくなったということもあり、アップルパイにしよう。だけどローズモチーフのものがあればそれがいい。
ありました。
リンク:*バラのブーケ ♡ 簡単カスタードアップルパイ♪(コッタ)
こちらを参考にアップルパイを作ることにしました。
カスタードが必要なレシピですが、牛乳を切らしていたので豆乳カスタードで代用しました。
パイ生地を朝から作りました。
ダイソーで買った30㎝定規と木の麺棒、なかなかいい使用感でおすすめです。
巻くコツをつかみ始めたのが最後の6個めを作った時でした。
完成!
隙間を埋めるために余った花びらを差し込んでドーピングしています。
見た目があまりよくないものを食べて証拠隠滅します。
りんご尽くしの数日間、なんだかんだ楽しかったです!
りんごを使ったお菓子やパンをもっとたくさん作っていきたいです。