雑記

パンを焼くようになったきっかけ

2021-09-19

もくじ

ものづくりが好きな子供だった

両親とも料理が上手でした。

母はお菓子作りが特に上手で、小学生の頃たまにケーキやシュークリームを作ってくれた時はとっても嬉しかったのを覚えています。

母は私に料理やお菓子作りを教えてくれたり(もう遠い昔のことなのでほとんど覚えていませんが…)、レシピ本や道具をプレゼントしてくれたりしました。

お菓子作りも料理も楽しくて好きだったけど、当時の私は絵を描くことが1番好きでした。自分の世界に浸るのが至福でした。今でも絵を描くことは好きです。

高校の卒業祝いにホームベーカリーを買ってもらった 

好奇心が旺盛でいろんな物に手を出しては飽きるのを繰り返してきました。

ピアノ、剣道、ギター、バレー、編み物…

その中で唯一飽きなかったのは幼少から続けていた絵とお菓子作り、料理でした。

クッキー
高校1年生の頃の私がクッキーを焼こうとしている
スコーン
むちゃくちゃなブルーベリースコーン
常備菜
常備菜作りにもハマりました
常備菜を囲む食卓
大量の常備菜に、姉が「バイキングじゃん」と喜んでくれたのが嬉しかった
豚の角煮
圧力鍋で角煮を作ったりもしました
下味をつけた鶏胸肉
鶏胸肉に下味をつけて低温調理するのもハマっていました。カルディのハーブミックスは神
フライドポテト
フライドポテトも作るとは
人生初ベーグル
何の知識もないままベーグルを作るも失敗した様子
人生初パン
2017年11月に手ごねで初めて作ったパン。あまりの手間に「2度と作るか」と思う。ガサガサパン。この頃の私は製パンの悦びをまだ知らない

とは言っても、めちゃくちゃにのめり込んでるかって言われたらそうでもないような…何をさせても中途半端な感じの人間でした。私は。下手くそなりに楽しんでいたと思います。

高校生になった私の好奇心はパンに矛先が向かいます。

高校を卒業した日、父が

「卒業祝いになんか買ってあげるよ。何が欲しい?」

と聞いてきました。私は軽い気持ちで

「ホームベーカリーが欲しい」

と答えました。

ホームベーカリーのある生活の始まり

我が家にホームベーカリーがやってきました。

ホームベーカリー
念願のホームベーカリー

当時の私はパンがどういう仕組みで作られるかなんて全く知りませんでした。発酵の概念すらあやふやだったかもしれません。

説明書と付属のレシピブックを読みながら、ホームベーカリーに材料をセットします。

ホームベーカリーに材料を入れた様子
軽量スプーンが付属していて便利でした

このとき、早く焼き上がって欲しくてお急ぎモードを使ったことをよく覚えています。笑

はじめてのホームベーカリー食パンが焼き上がる

ホームベーカリーで焼いたパン

今思えば、お急ぎモードなのでこんな仕上がりだろうと納得します。

当時の私はこんな膨らみの悪い食パンでもテンションがブチ上がりました。

スライスしたパン

 

嬉々として切り分ける

いろんな味をつけたパン

 

買い込んでおいたスプレッドやジャムで、はじめての自家製食パンを堪能

クオカの食パンミックスってちょっとお高いけど、簡単にリッチな食パンが作れて最高でしたね。

クオカのこんがりメープル食パン

 

メープル味が大好き

記事を書きながら久々に食べたくなって調べたら、この頃のパッケージはなくなってしまって袋入りで売られてるんですね…

しばらくホームベーカリーでの食パンを作るブームは続きました。

ブリオッシュミックスとカルピスバター、よつばバター

 

狂気の爆買い

ママパンのブリオッシュミックスに猛烈にハマり、バターも買い込んでいました。

こねから焼きまでしてくれるホームベーカリーは本当にえらいし、最初にホームベーカリー開発した人に大声でありがとうって言いたいです。

しかし、この食パンブームは少し熱が冷めます。しばらくホームベーカリーを動かさない日々が続きました。

ホームベーカリーに生地作りコースがあることを思い出す

数ヶ月してからまたパンを焼きたくなりました。

しかし、スイッチを押すだけじゃなくて、もうひと手間かけてパンを作りたい。いろいろ調べていく中で、

①ホームベーカリーで一次発酵まで済ませた生地を作る

②自分の手で好きに成形する。

③オーブンの発酵機能で二次発酵

④オーブンで焼成

という方法があることを知ります。

2019年1月、ホームベーカリー の生地コースを使ってベーコンとチーズのパンを焼くことにしました。

ハムパン

 

二次発酵後の膨らみように慄いた

ハムパン焼く前

 

この時点でパン同士がくっついてることを気に留めず、チーズとパセリをかける

焼きあがったハムパン

 

焼きあがり!

冬のパン作りはいいですね。オーブンの熱で部屋が暖まるところが。

この時、製パンの喜びを知りました。「もっと焼きたい!」と思った私は、作ったパンの記録用にインスタグラムのアカウントを開設したのでした。

猛烈にパンを焼きまくりました。ホームベーカリーが生地をこねてる合間に私も手ごねで同時進行で生地をこねて、オーブンは冷める間も無くフル稼働で、控えめに言ってもパン祭りでした。

最近はホームベーカリーを使う頻度は減り、手ごねでパンを作ってます。

そんな感じで2年ほど経ち、今に至ります!

一時期は生きる気力を失い大切なはずの製パン道具を捨ててしまったりもしましたが、いまは再びパンを焼くことへの愛に満ちています!

ものづくりしつつ生き物を育ててる感覚と実験的要素が味わえるパン作り最高

パンとひとくちにいってもいろんな種類のパンがあります。それは見た目の形だったり、具材だったり、生地の配合だったり。

無限と言っても良いくらい溢れている成形の方法や生地作りの製法を知っていくことは楽しいです。

「この生地にこの具材を合わせたら合いそうだな」と考えて試してみるのも好きです。

パンは発酵して膨らんでいくのが生き物みたいで、つつけば柔らかくて、そこに愛おしさを感じます。焼けたらなんの躊躇もなく食べますが。

家のオーブンのクセを把握して、生地の配合や発酵温度、発酵時間、オーブンの温度や焼成の時間を調整していかにこの環境のこのオーブンでベストに焼けるかを試行錯誤していく時間も大好きです。

最近はインターネットや本でレシピを漁っては「焼いてみたいな〜」って考えてばかりです。買いもしないのに楽天やcottaで材料を見てるだけで楽しいです。

支離滅裂な長文になってしまいましたが、このような流れでパン作りが大好きになりました。酵母は裏切らない!

ここまで読んでくださりありがとうございました( ◠‿◠ )

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